動画マニュアルの制作手順

さまざまなメリットがある動画マニュアルですが
まだまだ馴染みのない方も多いのではないでしょうか。

そこで、制作の手順を簡単にご説明いたします。


【1】企画・構成
動画マニュアルと言っても様々な利用シーンが想定され、公開先が社内と社外では求められる品質が異なり、PCとスマートフォンでは快適に視聴できる画面サイズ、時間の長さ、データ容量が異なります。これらを企画段階で明確にし、後の作業の手戻りを防ぎます。

【2】台本作成
完成版の時間を想定し、それに即した内容になるよう、ナレーションの文言の他、収録素材と追加素材(資料映像や図表など)、テロップなど文字情報も盛り込んだ「台本」を作成します。動画を視聴する方のスキルレベルに合わせた説明ができるように、何を、誰に、どのように、どの順番で伝えるのかを確認しながら作成いたします。

【3】収録(撮影・録音)
マニュアルのベースとなる説明部分を素材として撮影します。人がカメラに向かって説明する動画が必要な場合は、台本に落とし込まれたセリフの準備が必要です。映像がパソコンの操作説明のみで良い場合は、この手順は省きます。

【4】ナレーション収録
作品全体をナビゲーションするのはもちろん、資料映像や図表を説明する役割があります。ナレーション収録が難しい場合や音声が聞けない環境での視聴が想定される場合は、テロップだけでも問題ございません。

【5】編集

収録素材とその他の追加素材をつなぎ合わせ、不要な部分を削除するなどして映像編集をします。ナレーションや音楽、効果音、文字情報などを必要に応じて組み合わせ、それに伴い各カットの時間を微調整して完成品にしていきます。